NC用フルスケールELゲージ
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〜純正メーターに関して |
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NC登場から約1年が過ぎようとしていた時期、RSプロダクツに足を運んで下さったNCオーナーの方と談笑する中で「NA/NBでリリースされているようなゲージパネルがあったらいいな」という話が出ました。RSプロダクツとしてはNC製品の開発について全くのノープランだった頃です。ミーティングや問い合わせメールなどでも同様の話題が持ち上がり、いよいよ2007年初夏、開発は始まりました。名古屋在住のサポートスタッフが所有するNCに約2週間ほど乗り、NCの持つ個性や雰囲気を体感した結果、「うん、やっぱりロードスターだな」と再認識したとともに、NA/NBにはない独自の落ち着きやスポーツカーとしてのクウォリティの高さから
“ラグジュアリー&スポーティー” という形容詞が咄嗟に浮かんだのです。純正メーターに目を向けると、垂直位置からスタートするゼロ位置、夜間は鮮烈に発光するレッド照明・・・。いわゆる
“スポーツカー” のそれと表現するに相応しいテイストが垣間見えるメーターだと感じると同時に、「味気なさ」やコスト抑制による「チープさ」が気になりました。 「せっかく素晴らしいNCロードスター、このメーターをなんとかせねば・・・・」 メーカーとしての使命感よりも、個人的な欲求が開発を後押ししたのです。 |
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〜グラフィックについて〜 |
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■デザイン: 従来の「NA用クラシックゲージパネル」シリーズと同様、新規書き起こしのフォントの採用と、純正メーターに準拠したスケーリング(目盛配置)を基本に、NCに相応しい「上品」かつ「スポーティー」なグラフィックを製作しました。決して過度なデフォルメやモディファイを行わず、さりげなくディティールを変更しています。8000回転まで延長したタコメーターや、内側にマイル表示を併記したスピードメーターは “計器” としての魅力や愉しみを表現したものです。 また盤面色については純正同様のブラックアウト版と、スポーティーさをアピールしつつもエレガンスさを醸し出すホワイト版の2種をご用意しています。2006年のオートサロンにカスタムNCが出展されていましたが、そこにインストールされていたホワイト盤面のメーターは実に強烈なオーラを放っていました(コラム:2007/12の項参照)。それを目にした多くのNCオーナーの皆様からの「あのホワイトメーターの雰囲気を・・・」という要望にお応えした形です。 ■スケール(目盛): RSプロダクツでは本製品のもつ「ドレスアップパーツ」としての魅力を提唱していますが、メーターは元来「機能パーツ」に他ならず、愛車のコンディションを判断する上でメーターに刻まれるスケール(目盛)は重要な意味合いを有します。とりわけ速度計&回転計という走行中の本質的な部分を担うものである以上、その配置や精度には特別な注意をもって製作しています。 純正と全く同様のスケール角度であることは大前提であり、車体は勿論のことオーナー様ご自身の安全を確保する意味でこのデザイン工程には細心の注意を払っております。 画像左大:TYPE-002ブラック 画像右上:TYPE-001ブラック 画像右下:TYPE-001ホワイト |
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〜イルミネーションについて〜 |
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ナイトドライブ時の楽しみとして、 “イルミネーション” は欠かすことのできない要素の一つです。ただ、盤面のグラフィック変更を行った場合、残念ながら照明にムラが発生します(詳細はこちらを参照)。この問題に関しNAロードスターにおいては「光ムラ防止パターンフォルム」にて対応しましたが、NCロードスターにおいてはこれを採用せず、「ELパネル」によりムラのない均一な照明を実現します(ELパネルに関する詳細は〜仕様〜の項にて記述)。また、ELパネルを光源とすることにより、「イルミネーションカラーの変更」を可能としました。NCにはメーター基盤に直接赤色LEDが固定れていることから、NA/NBロードスターのようにカラーバルブの交換によるイルミネーションカラーの変更が不可能なのですが、赤発光以外のELパネルによってこれを可能とします。ブルー発光ELパネルは、インバーターの電圧変化によりブルーグリーンへと色調が変わるため、さらに楽しみは増します。本製品には専用コントローラーが付属し、ブルー→ブルーグリーンまで8段階の色調変更が可能です。追加メーターの照明色に合わせる場合などに効果的です(画像左:レッド/同右上:ブルーグリーン/同右下:ブルー)。 | ||||
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〜仕様〜 |
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■メインパネル部(画像右上): デザイン・カラーがプリントされるメインパネルには耐久性・耐熱性に優れた特殊素材を使用し、過酷な条件下でも変色・変形しにくい加工が施されています。またシルクスクリーン印刷により緻密で鮮やかな表現が可能で、夜間照明によりイルミネーションが現出する文字・スケール部分の透過光処理は複数の版を組み合わせることによって実現しています。 指針の動きを妨げる恐れがあるため、あまり厚みのある素材はここでは不向きですが、あまりにも薄い素材では耐久性・耐熱性の点で懸念が残ります。本製品では、この二律背反のテーマを解決し、そしていつまでも美しく、かつ安全にメーターのグラフィックを楽しんで頂けるように先述の特殊素材を使用しております。傷がつきにくい素材でもあるため、取付時に必要以上にナーバスになることはありません。 ■ELパネル部(画像右下): イルミネーション発光のための光源としてEL(エレクトリック・ルミネッサンス)パネルを使用します。均一な盤面発光が可能な上、省電力の特性を兼ね備えたELパネルは自動車内装のイルミネーション光源として有用性が高いといえます。 ■コントローラー部:(画像準備中) ELパネルを光源とすることにより色味の切り替えと照度の調節が可能(ブルーパネル選択時のみ)です。この操作を行うコントローラーには汎用のものは使用せずオリジナルのものをご用意しています。車体に穴あけ加工を要したり、両面テープで固定するものではなく、ステアリングコラム左下のブランクスイッチボックスにビルトイン可能なよう専用ブラケットをご用意しました。あくまで「後付け感」を露にしないための配慮です。 ※注:メーカーオプションのDSC装着の車輌はこの部分に操作スイッチがあるため当該ブラケットが使用できません。DSC装着車両の場合はアンダーカバー裏など、お好みの部位に固定して頂くことになります。 ■インバーター部: ELパネルを発光させるためのインバーターには、今後EL製品を接続できるよう拡張コネクタを3ヶ設けてあります。 ■梱包内容: 透過光仕様メインパネル EL発光パネル EL発光インバーター 結線用タップ 輝度/カラー調整コントローラー(NC専用設計ブラケット付) 写真入りの詳細な取り付けマニュアル |
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〜取り付け〜 |
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「メーターに手を加える」ということに対して大きな不安を持たれるオーナー様もいらっしゃると思います。RSプロダクツでは、あくまでオーナー様レベルでの取付けが可能なよう、また内装に手を加えたことのない初心者の方でも安心して取付け作業ができますよう写真入りの詳細な取り付けマニュアルをご用意しています。 また、直接RSプロダクツまでお越し頂ければ装着作業も承ります。 なお、おおまかな取り付けの流れに関してはこちらをご覧下さい。 |
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〜 FAQ 〜 |
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これまでオーナーから寄せられた質問と、それに対するRSプロダクツからの回答をご紹介致します。 ご参考になさって下さい。 ●仕様変更後の200km/h表示のスピードメーターには対応しますか?? →現在発表しておりますTYPE-001は、180km/h表示のメーターにのみ対応しております。 ●今後200km/h表示のメーターに対応する製品は発売されますか?? →200km/h仕様車対応のTYPE-002を今春発売致します。 ●車検には通りますか? →メーターの表示盤のデザインを交換するだけですので、車検には問題ありません。 ●照明ムラはあまり気にしませんので、ELパネル無しのフェイスパネルのみの販売設定は? →このようなお問合わせが多く、TYPE-002よりELキット無の単体販売を設定致します。 ●純正LEDを基盤から取り去り、他の色に変えることはできますか?? →物理的には不可能ではないとは思いますが、現実的ではないと思います。ブルーやグリーンへの変更でしたら弊社製品のブルーELパネルをご使用下さい。 ●オリジナル製作したパネルを御社のELで発光させたいのですが、ELパネルのみの単体販売は? →できる限り対応させて頂きますので、お問合わせ下さい。 |
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